こんにちは。
神無月である10月も今日で終わり。10月は全国の神さまが出雲に帰ることから、神無月。因みに出雲では神さまが帰ってくるので神在月となるようです。
日本には八百万の神と言われるように、沢山の神さまがいらっしゃいます。それこそトイレにも神さまが居るのです。
一神教の国のかたには理解出来ないところもあるかもしれませんが、日本で「神さま」というと全能の存在という訳ではなく、とても身近にあり何処か人間味のある神々を指しているように思います。
それこそ出雲に帰らない神さまもいらっしゃるようなので、例えば神社にお参りに行くときとか「ここの神さまはどうされているのだろう?」なんて考えてしまったりもします。
私は神道には明るくないのでその辺りはあまり考えずに手を合わせていますが、八百万の神さまの根底には「感謝」の気持ちがあるのだと思います。
PTA会長として、子どもたちの卒業式や入学式で「祝辞」を読ませて頂く機会があります。
僭越ながらその中で必ず伝えることが「感謝」です。
入学・卒業出来たことに感謝、保護者に感謝、友達に感謝、先生に感謝、感謝が沢山になってしまいますが、感謝の気持ちはいつでも誰にでも持ち伝えるべきことだと思ってます。
宗教的なお話ではなく、気持ちのありようのお話です。自分自身が正の気持ちだったり行動だったりの時、ちょっとしたことで良いのです。例えば道に落ちてるゴミを拾った時には「良いことしたな」って気持ちになると思います。
その少しでも正・プラスな気持ちだったり行動だったりの時って、単純に良いですよね?
反対に暴言を吐いてしまったり、何か負・マイナスな言動をしてしまった時ってその時はともかく、時間が経ってからでも後味の悪い気持ちになったりしません?私はなります。
そんな時には「ごめんなさい」なんですが、これも「気付かせてくれてありがとう」なんだと思います。
多分「ありがとう」って言葉はとっても汎用性が高く、大抵は「ありがとう」で返すことが出来ると思います。
否定的な言葉をかけられてすぐに「そういってくれてありがとう!」と返せるほど私も人間出来てないのですが(苦笑)、そういう人間になりたいなと思います。
そして「ありがとう」は広げていくと森羅万象全てが対象になります。太陽や月、空に陸に海、人間を取り巻くすべての存在。それが無ければひとは存在出来ないのだと思います。なので全ての存在に「ありがとう」なのです。
それが八百万の神さまの考えなんだろうと個人的には思います。
出雲から地元に帰ってくる神さまに「お帰りなさい。いつもありがとうございます」を伝えに近くの神社に行ってみません?
そして一番身近な家族に「いつもありがとう!」を伝えて行きましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます!