こんにちは。
ゴールデンウィーク中にゴールデンウィークの由来を調べていた荒井です(笑)
映画会社がプロモーションで作った造語(和製英語)というのが起源らしいです(諸説あり)
ゴールデンウィークに映画を見に行こうって感じですかね?いまやゴールデンウィークという単語は一般的になっています。(NHKでは「大型連休」と呼称するらしい…)
さてゴールデンウィーク真っ最中の本日4月29日は「昭和の日」です。今上陛下の先々代昭和天皇がご生誕された日です。
以前は「みどりの日」と呼称していたのですが、2007年(平成19年)に「昭和の日」となりました。
当時の世情などあまり覚えていないのですが、一旦「みどりの日」となったことに日本の歪みを感じます。
同様に11月3日は「文化の日」ですが、戦前は「明治節」という名称でした。明治天皇がご生誕された日だったんですね。こちらに関しては昨年11月3日の記事をご参照頂ければと思います。
確かに太平洋戦争の前と後では日本は変わりました。憲法から変わったので国の造り自体が変わった訳です。
戦前は「軍国主義」的なイメージが強くあり、戦前回帰は危険みたいな風潮もまだあります。しかし国の造りは変わっても暮らしているひとたちは同じです。
良い面も沢山あったことでしょう。それすら否定すべきでは無いと思います。
しかし「良し悪し」ってそのひとの主観が大きいと思います。ある現象に対して見方が変われば意味も真逆に変わることは沢山あります。そしてそこに「思惑」が係ってくるともう何が正しいのか判らなくなってきます。
国際社会では戦前も戦後もそういったことばかりに想います。
我々に出来ることは先ずは「知ること」だと思います。何が起こったのか歴史に学ぶ(学ぶべき歴史書も歪んでることもありますがそれを含めて学ぶこと)、そして今現在、世界で何が起こっているのかを学ぶ。
そしてここが一番大切だと思うのですが、それは「話し合う」ことです。話し合いにも個人のバイアスが掛かります。これは仕方ないこと。その上で「ひとの話を聞く、聴く、訊く」ことが大切だと思います。
話し合いで聞くのは当たり前だと思っているかもしれませんしその通りなのですが、ひとの話を聞けないひとって多いんですよ。私自身も気を付けないと無意識に意見を押し付けているときがあったりします。
そして話を聞けないひとは私を含む年代からそれ以上の年代のひとに多い気がします。長年社会でのしてきた方々なので色んなことに一家言をお持ちなのはわかります。その上でひとのお話を聞ければいいのですが、どうにも自分の価値観でしかお話出来ないかたが多い気がします。
以前の記事でも書きました「和を以って貴しとなす」。1400年以上前の聖徳太子さんも同じように感じていたのならば恐れ多いことです。
時代の変わり目って案外「今までやってきたこと」を否定される気がしてそれに対する反発があるので、実は今の世の中は時代の変わり目の過渡期なんだろうと思います。
昭和から平成、令和に変わっていよいよ世界も変わってきました。昨日の記事のラストと同じですが、我々も変わることを懼れずに生きたいと思う「昭和の日」でした。
最後までお読み頂きありがとうございます!