トイレの修理

こんにちは。

 

この数か月、自宅の水道料金が爆上がりしてどうしたのもかと。
寒くなって、入浴時のシャワーを使う時間がある程度伸びるので
仕方ないと思いましたが、それでも金額ベースでおよそ1.7倍はどうなのかと。

お風呂のシャワーヘッドを節水タイプに換えて
様子を見ようと思っていましたが、トイレに入った時、
タンク上部蛇口の水が少し流れていたんですよね。
しばらく観察していたら、タンク下部からトイレにホント少しだけ
水が流れっぱなしになっていた!

荒井コンピューターは

①タンクからトイレに極少量の水が流れている。
②タンクの水量がある程度減ってきたら、上部蛇口から水がタンクに補給される。
③タンクが満水になったら上部蛇口からの水は止まる。
④以下、無限ループ

という悪循環に陥ってると判断。
原因はこれだ!って思って、修理を決行。

 

1、情報収集

先ずは簡単にトイレの構造から。

トイレを流す時、「レバーハンドル」を操作します。
すると下部の「フロートバルブ」が鎖に引き上げられ浮き上がり
「排水弁」が開放されてトイレに水が流れます。
タンクから水が無くなると排水弁が閉まり水が溜まってきます。
水が「浮玉」を押し上げ、規定の高さに達すると
「ボールタップ」で水が止まる仕組みです。

トイレの構造はある程度把握しているが、
実際には自分で修理出来るのか?調べる必要があります。
素人修理で壊しては元も子もないですからね。
で、google先生に聞いてみると、皆さんやってますね。

実物の動作確認をします。
レバーハンドルを操作して水を流します。
トイレに勢いよく水が流れて、一定で止まります。
連動して水洗タンク内に注水が始まります。
次第に浮玉が浮いてボールタップまで来ると
注水が停止。
つまり水位を感知して水を止める「浮玉」と
「ボールタップ」は正常と判断。

タンクからトイレに水が漏れるのであれば、
タンク下部にある「フロートバルブ」が原因と判断。

水洗タンク内を確認します。

2、タンク内確認

確認するには、タンク内に水が入らないように止水バルブをまずは止めます。

手前の白いホース下の止水栓を閉めます。
マイナスドライバーで閉める場合もあります。

タンクの水を流して上部を外して確認します。

白いボールが「浮玉(ボールフロート)」。

今回の主役は下にある黒い「フロートバルブ」です。

取り出してみました。

ゴムなので簡単に外れます。
ゴムなので劣化も激しく、手が真っ黒になります。
この「フロートバルブ」の新品を用意します。
急いでホームセンターにGO!

3、部材調達

トイレはTOTO製なのでもちろんTOTO製を買いました。
カインズホームセンターで980円です。
アマゾンだと少しだけ安いのですが、
大きさが異なるものがあって、実物と比べたいのと
すぐにでも直したいので即購入。

ついでに売り場にあった、

「節水リング」これも購入。
本来の目的は「節水」なのでついでに付けてしまおう。

4、修理実行

いつまでもトイレ使用不能のままには出来ないので
急いで自宅に戻り、修理の続きをしていきます。
とはいえ、確認時にバラしてあるので後は取り付けるだけです。

フロートバルブに節水リングをつけて元に戻します。
(向きがあるようです)

フロートバルブに付いているチェーンをレバーに取り付けます。
チェーンの長さ調整も「カン」でします(笑)

タンクのふたを元に戻すのですが、
ピストンバルブから出ている出水管と、
ふたにある蛇口への導管をキチンと繋がないと、
後で大惨事になります。コレ重要!
(実は繋ぎ忘れて盛大に水漏れやらかしました 苦笑)

最後に止水バルブを開けて、タンクに水を貯めてキチンと止まるか確認し、
水を流してみます。

節水リングの重さで、レバーを上げている時だけ水が出るようになりました。
使用感としては、今まではレバーを開ければタンク内の水が全部出たのが、
今度は「レバーを上げている時だけ」水が出ます。
気を付けないと汚物が流れないうちに水が止まる事態になります。
逆に言うと、流すだけの水を使うことになり節水が期待出来ます!

また節水リングの重さで、水がトイレに流れっぱなしの事態を避けられます。

 

おお!我ながらベストな修理である!なんでも屋の面目躍如!(笑)
しばらくは節水リングが外れていないか?様子を見る必要もあります。
(外れてフロートバルブ下に挟まったら水が止まらなくなる可能性もあります)

次回の水道代がどうなっているか?楽しみです!

 

今回の「荒井なんでもDIY」は「トイレの修理」でした。

最後までお読み頂きありがとうございました!