自分を知る

こんにちは。

すっかり月イチペースでの更新となってしまいました…
激アツなのは間違いないのですが、やっぱり安穏としてしまっているのだろう。

氣を取り直して、今日の話題は「自分を知る」

・自分を知っています?
よく言われる「自分のことを一番知っているのは自分」という言葉。
ある意味間違いはないのですが、これには「罠」があります。

自分を構成する要因で大きいのは過去の記憶だったり、経験だったりします。
ひとは何かを判断する時にその記憶や経験に基づいてするのです。
それ自体は全く同意しますが、ともすると記憶から呼び出すことが容易な記憶や、
自分に都合の良かった経験から判断してしまうことがあります。
これを「利用可能性バイアス」と言います。

・利用可能性バイアスとは?
「記憶から呼び出すのが容易なもの(つまり利用可能性が高いもの)のほうが、そうでないものに比べて実際に起こる確率が高く、発生件数が多いと捉えてしまうこと。」

まぁ、簡単に言えば「都合の良い思い込み」ってところなんだろうと思います。

なんでこんな話をするのかと言うと、私自身に身に覚えがありすぎるからです(苦笑)
例えば、
・クルマの運転で思い込みからヒヤリとすることが増えてきた(気がする)
・「〇〇したつもりだんたんだけど・・・」ということが増えてきた(気がする)

ひとは色んな特性や資質を持って産まれてきたので、忘れやすいというのは私の特性なのかもしれませんが(苦笑)、
ビジネスシーンではあまり宜しくないことです。

・先ずは「自分を知る」
例えば何か忘れ物をしてしまい、次から気を付けるためにメモ書きをしたり、対策を考えることでしょう。
しかし先ずは「自分の特性を知る」ことが重要であり、それに基づいて対策を考える。
場合によっては「俺は忘れやすい特性なんだから仕方ない」と開き直る(笑)。

冗談に聞こえるかもですが、「俺は忘れやすいんだよ」と認識することで精神的にも楽だし、
自覚して対策を立てられるということもあります。

つまり「自分の特性を知る」ということはとても大切なのです。
孫子の言う「敵を知り己を知れば百戦危うからず」に通じるところがあります。

・どうやって己を知る?
人に聞いて回るのが一番早くて確実です。いやホント。

とは言え、ひとの評にもバイアスが掛かっていることもあろうと思いますし、
自分の持って産まれた資質と、現在の資質って環境などによっても変わってることもあるかと思います。

そんな学習を今している最中です。形になってきたらまた報告させて頂きます。

最後までお読み頂きありがとうございます!